• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

対人コンピテンスの概念の日米比較 -「日本人らしさ」の追求を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 08710103
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

高井 次郎  名古屋市立大学, 人文社会学部, 助教授 (00254269)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード対人コンピテンス / 文化比較 / 日本人 / 米国人 / 日本人らしさ / 構造的等価性 / 文化特有性
研究概要

本研究の目的は、対人コンピテンスの概念の文化的特有性を検討するため、米国人と日本人比較することであった。これを実施するに当たり、日本的および西洋的な対人コンピテンスの項目を合計106を作成し、日本の大学生389人と社会人623人に実施した。米国のデータは協力大学においての人間実験被験者倫理委員会の手続きが長引いたため、現時点では未入手である。全被験者をまとめて因子分析を行った結果、8つの因子が抽出され、日本的対人コンピテンスの構造が明らかにされた。因子の信頼性係数は59-83の範囲にあり、外的基準変数による妥当性(社会的経験、年齢、人間関係に対する満足度)および並存的妥当性(菊池(1988)と堀毛(1988)の社会的スキル尺度との相関)も十分な水準にあることが証明された。引き続き米国のデータを分析し、引き出されたエティック法(derived etic method)によって、両文化の特有な因子構造および共通の構造を明らかにし、相違性と相似性について継続して検討する。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi