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昭和40年代における高等教育システムの構造変動と政策-量的拡充から「計画的整備」への転換過程

研究課題

研究課題/領域番号 08710203
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関名古屋大学

研究代表者

伊藤 彰浩  名古屋大学, 教育学部, 助教授 (60193471)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード高等教育 / 昭和40年代 / 高等教育政策
研究概要

本研究では、1960年代末から1970年代前半期にかけての高等教育変動と政策との関連について考察した。1975年以降において、60年代以来続いてきた高等教育の拡張期は終わりを告げた。しかも、ほぼ時を同じくして高等教育の拡張期は終わりを告げた。しかも、ほぼ時を同じくして高等教育懇談会の報告(1973〜76年)等を契機として高等教育計画策定の時代、いわゆる「計画的整備」の時代が到来した。特に1976年以降は、「拡張」から「抑制」へと高等教育の量的規模に関する政策が明確に転換した。本研究では、そのような「計画的整備」や量的抑制への政策転換はいかに準備され、その背後にいかなる高等教育構造の変動が存在したのかを明らかにした。
具体的な作業としては、まず政府資料・国会議事録、新聞・雑誌記事、個別高等教育機関沿革史など高等教育政策に関連する資料の収集をおこなった。さらにこの時期の高等教育に関わる基本統計データも収集した。
収集した資料・データは相当な分量に及ぶため、また研究代表者が所属機関を異動したため、それらすべてを総合的に検討するにはいまだ至っていない。しかし現時点でも、当時の主要事項に関する年表を作成し、また政府の審議機関の答申・報告のないよう整理するなど、主として政府側の政策展開についておおむね明らかにした。さらに当時の大学規模および構成に関する統計データベースも現在作成中である。以上の成果をふまえ、その他の資料について今後さらに検討を進め、その成果を論文としてまとめる予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 伊藤彰浩: "高等教育大拡充期の政策展開-“理工系拡充"と“急増対策"" 『学習社会におけるマス高等教育の構造と機能に関する研究』(放送教育開発センター研究報告91). 91. 91-105 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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