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ロシア口承叙事詩の構成要素の分析

研究課題

研究課題/領域番号 08710352
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 その他外国語・外国文学
研究機関県立新潟女子短期大学

研究代表者

水上 則子  県立新潟女子短期大学, 国際教養学科, 講師 (60259215)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードロシア / 口承叙事詩 / テキスト・データベース
研究概要

ロシア口承叙事詩ブィリ-ナの刊本の一つである、「オネガ地方のブィリ-ナ」(1〜3巻)の収録テキストを、OCRによって電子化し、データベース化した。「オネガ地方のブィリ-ナ」は、A.F.ギリフェルヂングが1871年に収集し、1873年に刊行したものであるが、収集年代の古さおよび採録方法の両面からみて、他の刊本と比較した場合、テキストの質が非常に高いものの一つである。電子化にあたっては、最新版である、1949年〜1951年に出版された書籍を撮影に使用し、OCRによる認識の後、手作業による校正を行った。収録作品のうち、通し番号のあるもの(001〜322)の、タイトル及び本文のみを収録し、歌い手のデータ・採録場所データ及び「付録」として収められている数編の作品は収録していない。本文の綴りはすべて原文のままとしたが、母音に付されていたアクセント記号等は、OCRソフトウェアが認識しないことと、テキスト形式の制約により付加することが困難なため省略した。
テキストのフォーマットはSmartANSIで、ページ数・行数表示のための記号を加え、TEXAS検索に対応する形式とした。Windows3.1(日本語版は不可)・Windows95(日本語版も可)上での検索が可能である。
なお、1997年3月末現在では、第3巻に相当する部分の校正が終了していないが、1997年7月までに完了を予定している。
本テキスト・データベースを利用して、ブィリ-ナの比喩構造を分析中であり、1997年10月に日本ロシア文学会研究発表会において結果を報告する予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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