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マラヤ-ラム語記術文法の作成

研究課題

研究課題/領域番号 08710360
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関京都大学

研究代表者

家本 太郎  京都大学, 留学生センター, 助教授 (60222832)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードドラヴィダ語 / マラヤ-ラム語
研究概要

平成9年3月1日現在の時点において、なされた研究は下記のとおりである。本邦で最初の当該言語の「記述文法」の作成を目指すという性質から、新たに知見が得られたというよりも、現段階における進捗状況を述べ、今後の展望を併記することとする。
記述をほぼ終えた項目は、以下のとおりである。
(1)マラヤ-ラム文字、(2)音韻構造、(3)性組織、(4)数、(5)人称体系、(6)名詞分類、(7)動詞組織、(8)不定動詞、(9)定動詞(10)法体系、(11)時制体系、(12)アスペクト体系、(13)格組織、(14)後置要素、(15)動詞的分詞、(16)複合動詞構造、(17)否定構造、(18)非人称動詞構造、(19)受動構文、(20)使役構造、(21)分詞名詞、(22)分詞動詞
今後は、(1)条件法、(2)可能法、(3)人称名詞、(4)談話構造、等についても記述を進めて行き、記述文法の完成を目指したい。また、本研究中、ロシアのDr.M.S.Andronovによって当該言語の記述文法が公刊されるという情報を得た。この研究成果をも批判的に受け入れ、適宜、修正して行きたい。更に、これは従来の文法書には見られない記述形態であるが、言語文化的事象をも文法の扱う範囲の見做し、記述を行いたい。
語彙に関しては、フィールドワークが時間的な制約によって行えず、今後の課題としたい。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 家本太郎: "言語学大辞典(カダンバ文字、カンナダ文字、トゥル文字)" 三省堂(未定), (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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