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方言規則地図の提唱とその理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08710374
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関梅光女学院大学短期大学部

研究代表者

有元 光彦  梅光女学院大学短期大学部, その他部局等, 講師 (90232074)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード方言規則地図 / 動詞活用形 / 方言差 / 生成音韻論
研究概要

今回の研究の成果は、以下の三点である。
(1)新しい枠組みでの記述
生成音韻論的な方法論を利用することによって、従来の方言学には見られなかった、方言の詳細な記述を行った。具体的には、奄美方言の規則動詞の活用形を対象とし、それらを単なる表形式の記述としてではなく、語彙項目と規則群の記述という、より明示的な形で表した。
(2)「方言差とは何か」に対する解答と方言規則地図の提唱
(1)の結果、特に規則群の比較を行っていくと、あるいくつかの方言どうしが同じパターンを成すことが判明した。これは、一見別々の振る舞いをする方言がグループを成すということに繋がっている。そして、次には、これらのグル-ピングが地理的な分布と関連しているのではないかと予測できる。最終的には、単語の音声形の分布をプロットした「言語地図」と同じ方法論を採り、規則群の分布をプロットした「方言規則地図」を書くことができるという可能性を提唱した。
(3)研究成果報告書の公表
以上の研究成果を盛り込んだ研究成果報告書『奄美方言の規則動詞活用形における方言差の研究』『琉球諸方言の動詞活用形の研究』を作成した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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