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女子労働者の就労意識構造の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08730081
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関七尾短期大学

研究代表者

新谷 由香子  七尾短期大学, 経営情報学科, 講師 (70249142)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード女子就労継続 / ジェンダーバイアス / ジェンダーフリー
研究概要

本研究の目的は、女子在職者及び退職者の就労意識構造の調査を試みることによって、(1)女子の就労継続に障害となる要因が5K(結婚、子づくり、子育て、家事、介護)の他に存在するのではないか、(2)もし存在しうるとすればそれはどのような要因か、(3)その要因は、どの時点から就労意識に影響を与えるのか、ということを分析し、女子の就労継続の可能性について探ることにある。この目的のうち、本研究期間においては、まず、(1)について検討を加えた。具体的には、様々なアプローチで女子の就労問題の問題点を検討している9つの既存研究から女子就労継続の障害要因とみなされるものを摘出、整理して、若干の問題提起を行った。現在までのところ、既存研究のほとんどで識別された女子就労継続の障害要因(ジェンダーバイアスを織り込んだ構造、実践とジェンダーフリーの構造、実践)がどの程度の説明能力を持っているのかについては検討されておらず、未解明である。この障害要因の妥当性を確認するためには、女子雇用者の環境や意識によって彼女たちが認識する障害要因の有無、程度が異なりうるということを考慮して、その環境や意識をできる限り詳細に把握できるような細分化された分析単位の設定(障害要因の細分化、女子雇用者集団の細分化)が必要であり、それに基づいた実証的な研究が必要である。また、以上のような成果を踏まえて、上記(2)及び(3)の問題について解明するために、具体的には、どのような要因が障害となっているのかを検討するために短大卒の女子在職者及び退職者を対象としたアンケート調査とその分析を現在進めている。今後は、本研究期間に明らかになった点を考慮して、本研究の目的である女子の就労継続の可能性について探っていきたい。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 内山由香子(研究活動は旧姓で行っている): "女子就労継続の障害要因に関する一考察" 七尾論叢. 12号. 89-107 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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