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4次元多様体の位相構造と微分構造、および、複素代数曲面の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08740058
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関山口大学

研究代表者

佐藤 好久  山口大学, 教育学部, 講師 (90231349)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード3次元多様体 / 4次元多様体 / 結び目
研究概要

向き付けられた3次元閉多様体と向き付けられたコンパクト4次多様体との関係について研究した。任意に与えられた3次元多様体に対して、それを境界とする4次元多様体は常に存在する。そこで、その4次元多様体に条件を加えた。基本群が無限群(特に無限巡回群)であり、包含写像が基本群上の全射準同型を誘導するという条件のもとで、2次元BeHi数が一番小さいものは何か、という問題に対して研究した。この数により3次元多様体に示数を与えた。この問題を位相カテゴリーと可微分カテゴリーの2つのカテゴリーで研究する必要がある。この問題で一番基本的な3次元多様体はホモロジーハンドルと呼ばれるS^2×S^1と同じホモロジーをもつ多様体であるが、これについて研究し、一応の成果を得た。この研究内容は投稿中である。次にホモロジー3球面と呼ばれるS^3と同じホモロジーをもつ3次元多様体について同様の問題を考え、これを研究する。このために、必要であろうと思われる位相不変量や、幾何構造を研究する。この副産物として、平面上のある距離空間の初等幾何、特に、その距離空間の等長変換群を決定した。その結果、ある意味で、この距離空間は、ユークリッド幾何の原始的なものを与えるといえることがわかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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