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6自由度マニピュレータ用空間7節リンク等速継手の開発と性能評価

研究課題

研究課題/領域番号 08750164
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 設計工学・機械要素・トライボロジー
研究機関山形大学

研究代表者

南後 淳  山形大学, 工学部, 助手 (50250957)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード空間7Rリンク機構 / 等速継手 / 変位解析 / 影響係数解析
研究概要

空間7R7節リンク機構による等速継手の誤差特性,運動伝達性等の特性を理論的に解析するために,この機構の変位ならびに影響係数解析のシステムを構築した.
そしてこの解析システムを用いて6自由度マニピュレータ用の交差軸間での動力伝達用等速継手を設計・製作し,入出力角誤差を測定する実験を行った結果,以下のことが得られた.
1.空間7Rリンク機構の機構定数に対する出力角の影響係数は,漸化式による閉回路方程式を機構定数で偏微分することにより,六元連立方程式として得られる.
2.空間7Rリンク機構の特別な場合であるVoss-Wellengelenk継手の影響係数は,2πまたはπを周期とする正弦波状であるもの,ほぼ一定値であるものおよび一周期中のすべての値が零であるものに分類される.
3.変化特性が正弦波状の影響係数の絶対値は軸交差角が増加するに従って単調に増加する.
4.影響係数が零である機構定数または変化特性が同一である影響係数をもつ機構定数を有限量変化させることにより,軸交差角を二等分する平面に対し非対称な形状となる等速継手を得ることができる.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 南後 淳: "空間7Rリンク機構の運動特性解析 (第2報,影響係数解析および7Rリンク継手)" 日本機械学会論文集C編. 62巻604号. 4659-4667 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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