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予混合平面火災における輝炎のふく射特性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08750220
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関山形大学

研究代表者

奥山 正明  山形大学, 工学部, 助手 (20241721)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード輝炎 / すす粒子 / ふく射性気体 / 予混合火炎 / ふく射特性
研究概要

本研究は,通常の燃焼法では輝炎を呈することのないメタン・空気の予混合気にふく射変換体として多孔性固体を用いたふく射エネルギ再循環による燃焼促進法を適用した場合に形成される輝炎(超過濃予混合火炎)内に存在する固体微粒子群(すす粒子)とふく射性気体分子の発光・吸収スペクトル特性を明らかにすることである.本年度は,メタン・空気予混合平面火炎で形成される輝炎のふく射特性について,本年度購入したモノクロメータ(分光器)を用いて発光・吸収スペクトルを測定し考察を行った.分光計測の方法としては,輝炎からのみのふく射スペクトルを測定するために,燃焼器に開放型の窓を設け,この窓の所には,輝炎をシールドするために乾燥窒素ガスを予混合気流速と同程度の流速で流して実験を行った.
その結果,1.当量比が1以上の不輝炎の場合には炭化水素系気体が検出されるが固体微粒子は存在しなかった.2.これまでの研究経過に基づき波長領域2.0〜3.0μmに焦点を絞った場合,ここでスペクトル特性を持つふく射性気体は水蒸気,炭酸ガス,炭化水素系ガスなどであり,これらの気体のスペクトルを単純に重ね合わせると全領域でスペクトル特性が表れることが明かとなった.3.輝炎のふく射スペクトルのうち3.0μm以上の波長帯では主としてメタン等の炭化水素系のスペクトルが固体微粒子のふく射よりも支配的となるとこが明かとなった.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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