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実・仮想環境合成を用いた自律移動ロボットの知識獲得拡張に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08750319
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関明治大学

研究代表者

黒田 洋司  明治大学, 理工学部, 講師 (80281442)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード自律移動ロボット / 知能ロボット / 仮想現実 / 拡張現実
研究概要

本研究ではロボットの知識獲得・拡張のアルゴリズムの研究の最初のステップとして以下の研究を行った。
1.機構そのものは非常に簡便かつコンパクトな自律移動ロボットを製作した.ただし,最初から給電装置へのドッキング機能および電源管理,対環境センサ、およびネットワークへの接続機能を一台のロボットにすべて搭載することには無理があり、幾つかの機能を備えた移動ロボットを複数製作した.その内訳は、(1)ドッキング機構実験機:研究の過程においてドッキングのための機構をよく検討することが重要であることが分かったため,市販の廉価な移動ロボットのキットを用い,これに新たに製作したドッキング機構を搭載して実験を行った.本ドッキング機構は,全方位からのドッキングおよび給電を可能とするよう設計を行い,当初予定の性能を得ることが出来た.
(2)自律移動実験機:陸上での自律移動に関する実験機として,様々な対環境センサ(5x4ピクセルの超音波距離画像センサ、赤外線投光器付き白黒CCDカメラ等)や,無線LAN接続機能付きのUNIXコンピュータを搭載した自律移動実験機を制作した.
この実験機は、インターネットへ接続したまま自律移動を行うことができるため、当初計画していたソフトウェア等のダイナミックな変更(人の手を介さずに制御ソフトウェア自体を新し制御いものに取り替えること)をも実現することが可能となった.
2.ロボット制御・ネットワークソフトウェアおよび仮想環境生成ソフトウェアの制作を不完全ながらも行った.ロボットの製作に手間取り,ソフトウェアに充分な時間を割くことが出来なかったが,それでも,簡易な仮想環境上のロボットと,実際のロボットを連動してネットワークからの遠隔操縦する事には成功し,これからの発展が期待される.
以上の研究成果は投稿中のものも含め数編の論文にまとめられている.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Y.KURODA,et.al: ""Combining Virtual World with Peal World for the Development of Underwiter Robots"" Proc.of IARP Workship on Underwiter Robots. (to be published). (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Y.KURODA,et.al: ""AUV Test using peal/Virtual Syuthetic World"" Proc.of AUV '96. 365-372 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] T.KUBOTA、I.Nakatani、T.Yoshimitsu、H.Katoh: "Y.Kwalo"Autonomous Behevior Control for Lunar or Rover"" Problanetaryc. of Int'l Conf on Mohil Planotary Robots. (to be published). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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