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放電プラズマを利用した光触媒の作製と室内空気汚染対策への応用

研究課題

研究課題/領域番号 08750335
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 電力工学・電気機器工学
研究機関大分大学

研究代表者

金沢 誠司  大分大学, 工学部, 講師 (70224574)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード放電プラズマ / 光触媒 / 室内空気環境
研究概要

本研究では光触媒作用のあるTiO_2に着目して,TiO_2薄膜のプラズマプロセスによる作製およびTiO_2と放電プラズマの併用による有害物質の除去を行った。
今回行った研究及びその成果を以下にまとめる。
1.プラズマプロセスによる光触媒の作製
触媒の作製からガス処理への応用までを行えるシステムを試作した。放電プラズマを利用して光触媒を作成し,成膜後にそのままの状態から大気圧で放電による光・ラジカルを利用したガス処理を検討した。作製条件について検討し、良質な光触媒を作製するための指針を得た。
2.TiO2膜作製放電プラズマの計測
揮発性有機金属材料であるTiO(dpm)_2の放電プラズマによる分解過程の計測を分光器を用いて発光スペクトルを計測し,プラズマの状態の定量化や発生ラジカルの同定から内部でのプラスマ化学反応について検討した。
3.室内空気汚染に影響する有害ガスの処理
TiO_2を用いたガス処理装置として,成膜後にそのままの状態で大気圧で放電が行える無電極方式による大気圧マイクロ波放電の発生方法を調べた。針対メッシュ板によるコロナ放電やTiO_2上に電極を配置する沿面放電による有電極方式の装置作製も行った。これらの装置を用いて室内空気汚染対策への応用として,NOxの分解実験を行い、プラズマと触媒の併用による効果を確認した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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