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人体の突発的動作のモデリングと合成

研究課題

研究課題/領域番号 08750417
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報通信工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

永江 孝規  東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助手 (00262311)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード人体の姿勢・動作のモデリング / 多関節物体 / 手話の認識 / シルエット / 骨格モデル / 遮蔽
研究概要

人体の不規則で突発的な姿勢・動作のモデリングとして,体全体の動き,手指の動きのそれぞれについて研究を行なった.体全体の動きは,従来手法でしばしば用いられている,人体に特定した骨格モデルを用いるのではなく,不特定の多関節骨格モデルを用い,また関節の間の区間をフレーム間で多対多対応させることによって,遮蔽に強い動きの追跡を行なった.手指の動きのモデリングに関しては、手話の数字と仮名の指文字の中から34の姿勢を選び,人名などの数文字程度で構成される単語の認識を試みた.
多関節物体の認識に関する研究 多関節物体の動き認識においては,関節位置を抽出・追跡することが重要である.しかし,遮蔽によって体の一部が隠れたり,また関節が曲がっていたり伸びていたりするために,関節位置の抽出・追跡は一般に困難である.また,正確な関節の位置は,服や筋肉などのために必ずしも求まらない.このために,関節の数やつながり方などに制約をあらかじめ設けずに,未知の多関節物体として各フレームにおけるモデルを作成し,それらをフレーム間統合することによって補正するという手法を用いた.各フレームではシルエットの細線化によって関節位置とつながり方,関節間のセグメントを抽出し,フレーム間でセグメントを多対多で対応付けて,関節位置がいくつかのフレームで見失われても,追跡が可能である.
手の動作の認識に関する研究 手の動作のモデリングには,手の3Dモデルを作り,これを変形させ,平面に投影して各文字の輪郭をコード化した辞書を作成した.また実画像も同様に輪郭をコード化し,マッチングを行う.文字の間の「わたり」についても,3Dモデルから輪郭コードを生成してマッチングを行ない,文字認識の精度を向上させる.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 長橋宏,浦岡宏治,永江孝規: "関節物体の動き追跡における対応付け" 電子情報通信学会97年総合大会. (発表予定). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 長橋宏,花園邦彦,永江孝規: "三次元モデルを用いた手の姿勢の認識" 電子情報通信学会97年総合大会. (発表予定). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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