研究概要 |
1.MQW電界吸収型変調器と分散補償ファイバ(DCF)を用いたパルス光源のDCF分散量に対する出力光パルス幅と出力光パルスに含まれる非ソリトン成分の大きさの関係を数値シミュレーションで明らかにした。 2.本光源の波長依存性を測定し、パルス幅を最小にする分散値は各波長チャネルに応じて最適化する必要があることを明らかにした。 3.本光源を用いて1波長10Gbit/sのスライディング周波数制御ソリトン伝送実験を行い、距離16,000kmにわたって誤り率10^<-9>以下の伝送に成功した。光源のSN比が伝送距離に影響を与えることを理論および実験で明らかにした。 4.本光源を用いて1チャネルあたり10Gbit/sの2波長多重ソリトン伝送実験を行い、距離3,000kmにわたって誤り率10^<-9>以下の伝送に成功した。EDFA利得の波長依存性がスライディング周波数制御に影響を与えることを明らかにした。
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