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DSPを用いた振動インテンシティ制御の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08750496
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関秋田大学

研究代表者

岩谷 幸雄  秋田大学, 鉱山学部, 助手 (10250896)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード振動インテンシティ / 固体音 / 適応フィルタ / DSP
研究概要

1.一次元構造体中を伝搬する振動インテンシティに着目した固体音制御について,数式処理システムを利用して解析を行った.その結果単に一点における振幅制御では,伝搬エネルギーを最小にすることはできないことを明らかにした.また,インテンシティを制御する場合,制御点を半波長以上はなさなくては最小値をゼロにできないこと,その理由は,境界付近の減衰波の影響であることを明らかにした.また,半波長以上離れた場合には,一点制御とインテンシティ制御は,等価であることを明らかにした.
2.減衰波の影響が無視できない場合について,インテンシティを制御するための適応ディジタルフィルタを用いた振動インテンシティの制御方法について検討した.その結果,インテンシティを4つのセンサを用いて差分法によって周波数軸上で計算し,その値を誤差信号として適応ディジタルフィルタに入力すればよいことを明らかにした.周波数軸上での計算には,周波数軸上ブロックアルゴリズムを導入し,計算上折り畳み歪みが起こらないよう工夫を施した方法を提案した.
3.減衰波が無視できる振動場を仮定したインテンシティ制御の実験を行った.DSPボードをパーソナルコンピュータに組み込み適応フィルタによる制御プログラムを開発した.そこへ,一次元構造体による実験系を構築し,一点制御,インテンシティ制御の2つの方法を実現した.その結果,高周波数においてインテンシティ制御が有効に動作することが分かった.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yukio Iwaya,etc: "Active Control of Vibration Intensity flow in a Beam in far field" Procedings of ASA and ASJ 3rd Joint Meeting. 555-558 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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