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社会基盤施設ライフサイクルを考えた環境シミュレーションシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08750585
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 構造工学・地震工学
研究機関名古屋大学

研究代表者

HAMMAD Amin  名古屋大学, 工学部, 助手 (10252256)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード社会基盤施設 / ライフサイクル / 環境 / シミュレーション
研究概要

本研究では,自然環境に調和した,省エネルギー.省資源型の社会基盤施設のライフサイクル管理を総合的に研究する.社会基盤施設の例として橋梁という交通係ライフラインを扱い,橋梁の計画,設計,施工,維持管理,廃棄,取り替えまでを一貫して総合的に考える.また,単に,建設時の経済性の最適化だけでなく,資源消費,エネルギー消費および環境負荷を最少とすることを考慮した評価手法を研究する.そのためには,橋梁ライフサイクルアセスメントが重要であり,本研究ではそのためのライフサイクルアセスメントを考えた環境シミュレーションシステムを開発する.
今回のシステムは,地理情報システム(GIS)のモジュール,知識ベースシステムのモジュール,橋梁ライフサイクルアセスメントデータベースのモジュールから成り立つ.各モジュールの開発は以下のステップを踏まえて行うこととする.
(1)地理情報システム(GIS):本研究では,地盤,道路網,河川などの橋梁に影響を及ぼす地理情報を独立して整理し,GIS上のカバレッジとして格納する.種々の解析は,これらのカバレッジを組み合わせたものを用いて行う.
(2)知識ベースシステム:このモジュールでは制約条件(予算制約,示方書,環境規制など)を満足するライフサイクルの各段階の計画を行う.資源消費,エネルギー消費,環境負荷の最適化を,遺伝子アルゴリスム(GA)を用いて行う.
(3)分散型オブジェクト指向橋梁ライフサイクルアセスメントデータベース:データベースの内容は,橋梁基本データ,点検データ,判定結果データ,および補修履歴データである.本研究では,従来の橋梁点検データベースの拡張,改良版として,オブジェクト指向データベースマネージメントシステム(DBMS)を試みる.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 劉春路: "Development and Applicarions of GIS-Based lifecycle Management system" 構造工学論文集. 43A. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] HAMMAD,Amin: "Network-level Bridge Lifecycle Managent system" Janrnol of Infrastrncfure Systems,ASCE. 3・1. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] HAMMAD,Amin: "GIS Applications for Mainfenence Management of Network-level Bridges" 7th International Confenence on Structurar Safety. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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