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空港のサービス水準の評価方法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08750643
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京大学

研究代表者

轟 朝幸  東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (60262036)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード空港整備 / 空港サービス / 評価指標 / 国際比較
研究概要

わが国の空港整備は概ね完了しつつあるとの認識がなされており、今後は如何に空港を使いやすいものにしていくかといった方向に主要課題は移っていくものと考えられる。その故、利用者にとって利便性の高い空港はどこかといったような空港のサービス水準を評価する必要が今求められている。そこで本研究では、空港における航空サービスの過不足による空港利便性の評価を地域別あるいは空港別に行うことが可能な新たな指標「空港サービスレベル指標」を提案し、空港サービス水準の評価を試み、また、利便性を享受する地域人口と空港施設の整備状況との関係からわが国の空港整備水準の評価を試みることを目的に以下の検討を行った。
1.空港の利便性を形成する要因の体系整理
従来の研究等のレビューやヒアリング調査等から、空港の利便性がどのような個別の要素から構成されているかを検討した。
2.空港サービスレベル指標の考え方の整理
利便性要因を用いてサービスレベルを表現する関数を定義した。この関数は利用者が出発を希望してから目的地空港へ到着するまでの全行程にかかる時間に占める飛行時間との比によって表すものである。
3.計算機支援トゥールの構築
本手法の実際への適用および手法の検討の効率化を図るためにGIS(地理情報システム)導入した計算機支援トゥールを構築した。
4.評価手法の適用
提案した手法を用いて、全国の空港および諸外国の国際空港を対象に評価を試みた。その結果、提案した指標は現在の空港サービスの状況を的確に表現可能であることを確認した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 轟朝幸,中村英夫: "大都市圏における空港サービス・整備水準の国際比較に関する一考察" 土木計画学研究・講演集,土木学会. 19(2). 683-686 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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