研究課題/領域番号 |
08760026
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
園芸・造園学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
後藤 丹十郎 岡山大学, 農学部, 助手 (40195938)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | セル成型トレイ / 栄養系花卉 / 苗生産 / 発根前処理 / 根域容量 |
研究概要 |
1.前年度に引き続き、キク、カ-ネーション、シュクコンカスミソウについてIBA処理した穂を恒温室(15から20℃)で10日間処理したところ、キク、カ-ネションでは発根までの日数が短くなったが、シュクコンカスミソウでは処理中に腐敗する個体が多かった。これは植物体が処理中に放出するエチレンの濃度が高いためであった。 2.根域容量を10、30、100、300、1000mlに設定した自作の水耕装置に発根直後のキクを定植し、根域容量がキクの初期生育に及ぼす影響を調べた。根域に養水分が十分に供給できれば根域容量が10mlでも他の容量と同様に生長した。収穫時(定植25日後)の植物体内の無機要素含有量は処理区間に差は見られなかった。 3.培養土をつめた30、100、300、1000mlの容量のコンテナにキクを定植し、灌水点をpF2.0とし、毎回液肥で灌液したところ、定植10日目には処理区間に差が見られはじめ、根域容量が小さいほど生育が低下した。収穫時(定植25日後)の植物体内の無機要素含有量は30、100mlの根と茎で窒素とリンの割合が低かった。
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