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遺伝子タギング法によるウイルス病抵抗性遺伝子と抵抗性発現調節遺伝子の単離と解析

研究課題

研究課題/領域番号 08760042
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物保護
研究機関東京農工大学

研究代表者

高橋 英樹  東京農工大学, 農学部, 助手 (20197164)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアラビドプシス / 遺伝子マッピング / SSLPマーカー / 抵抗性遺伝子 / トランスポゾンタギング
研究概要

キュウリモザイクウイルス系統(CMV-Y)をアラビドプシスecotype C24に接種すると過敏感反応を、ecotype Col.に接種すると全身感染を示す。これまでの研究よりこの過敏感反応は、C24の有する単一優性遺伝子(RCY1)とCMV-YのRNA3に存在する非病原性遺伝子との組合せにより誘導されることが明らかになっている。本研究では、遺伝子タギング法によりRCY1を単離するために、RCY1の遺伝子マッピングとC24へのトランスポゾンの導入を行った。(1)これまでに遺伝子地図上にマップされている遺伝的マーカーとSSLPマーカーを用いてArabidopsis thaliana C24染色体上におけるRCY1遺伝子の位置を解析したところ、第5染色体のマーカーnga139とnga106の間に存在することが明らかになった。(2)C24を、トウモロコシのトランスポゾンAcを導入したアラビドプシス【.right filled triangle.】Nae IsAc(Gus)-1(Arabidopsis Biological Resource Center,Ohio,U.S.A.)と交配し、transposase遺伝子をC24に導入した。(3)C24をトウモロコシのトランスポゾンDsを導入したアラビドプシスHmR Ds-A3(Arabidopsis Biological Resource Center,Ohio,U.S.A)と交配し、DsエレメントをC24に導入した。(4)交配により得られた両植物をかけ合わせ種子を得た。この種子細胞にはAcとDsが共存するため、Dsに転移が誘導される。これからは、得られた約10,000種子について、CMV-Yに対する反応を調べ、RCY1遺伝子がDsの挿入を受けて不活性化されCMV-Yが全身感染するようになった個体(RCY1がトランスポゾンタギングされた個体)を選抜する予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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