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脂肪酸活性化酵素群の転写調節

研究課題

研究課題/領域番号 08760123
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 食品科学・製品科学
研究機関東北大学

研究代表者

鈴木 裕行  東北大学, 遺伝子実験施設, 助手 (10235997)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアシルCoA / 脂肪酸代謝 / Mulriple promoter
研究概要

脂肪酸活性化酵素(acyl-CoA synthetase ; ACS)は脂肪酸代謝の初発反応を触媒する鍵酵素である。その生成物のアシルCoAは脂質合成と脂肪酸分解という相反する代謝系で利用される重要な代謝中間体である。これまでに、私達はACS遺伝子の5′上流域を単離してその構造を明らかにし、3種類のプロモーターにより、5′非翻訳領域の異なる3種類のmRNAが転写されることを解明した。さらに、従来型と組織特異性の異なるアイソザイムcDNAを単離した。本研究では、このアイソザイムの遺伝子を単離して構造を明らかにし、その調節機構の解析を行った。
マウスの脂肪酸活性化酵素アイソザイム(ACS5)遺伝子を単離し、そのエクソン/イントロン構成と5′上流域の構造を解析した。ACS5 mRNAの高く発現する小腸と肝臓、心臓からpoly (A) RNAを抽出し、5′-RACE法で発現するmRNAの5′側の塩基配列を解析したところACS5 mRNAも従来、解析されてきた脂肪酸活性化酵素(ACS1)と同様、少なくとも3種類のmRNAが存在することが明らかとなった。さらに、5′-RACE法での結果ではこれら3種類のmRNAの発現は臓器特異性があること、絶食/再食の食事条件を負荷したマウスの肝臓では特定のタイプのmRNAが誘導されることが明らかにされ、3種類のmRNAはそれぞれ別個のプロモーターにより発現調節されている可能性が示された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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