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DNA型によるニホンカラマツ種子産地の新区分とそれに基ずく材質データベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 08760168
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 林産学
研究機関九州大学

研究代表者

高田 克彦  九州大学, 農学部, 助手 (50264099)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードDNA型 / ニホンカラマツ / 種子産地 / 材質 / データベース
研究概要

本研究では、DNA分析技術の一つでるRAPD(random amplified polymorphic DNA)法を利用して、ニホンカラマツに内在する遺伝的変異を明らかにし、遺伝子型に対応した種子産地区分を確立するとともに、新しい種子産地区分に基づく材質形質に関するデータベースを構築することを目的とした。
林木育種センター・北海道育種場(北海道・江別市)において、ニホンカラマツ針葉のサンプリングを行った。採取した針葉からゲノムDNAの抽出・単離を行い、精製した後、RAPD分析に用いた。これらのDNAサンプルの一部を用いて、RAPDプライマーのスクリーニングを行った結果、複数のプライマーにおいて多型が検出された。現在、これらのプライマーによるRAPD分析を行うとともに、得られたデータを解析し、新しい種子産地区分を試みている。
また、遺伝子型に対応した新しい種子産地区分の確立に先立ち、市販のデータベース作成用コンピューターソフトウェアを用いて、材質及び成長形質に関するデータベースを構築した。データとして入力した形質は(1)胸高直径、(2)corewood平均年輪幅、(3)corewood平均容積密度数、(4)outerwood平均年輪幅、(5)outerwood平均容積密度数、(6)outerwood平均晩材率、(7)平均繊維傾斜度、(8)最大繊維傾斜度、(9)ヤング係数の9形質とした。遺伝子型に関する解析が終了次第、両者をコンパイルする予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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