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高脂肪食摂取により生じるインスリン抵抗性とVLDLレセプターとの関連性

研究課題

研究課題/領域番号 08770059
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関国立健康・栄養研究所

研究代表者

池本 真二  国立健康・栄養研究所, 臨床栄養部, 室長 (10176117)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードVLDLレセプター / インスリン抵抗性 / トランスジェニックマウス
研究概要

VLDLレセプターが筋肉において、中性脂肪の蓄積にどのように関与しているか、インスリン抵抗性の成因となり得るかを明らかにするため、VLDLレセプターcDNAと、筋肉組織に特異的に発現するGLUT4のエンハンサーを結合させたコンストラクトでトランスジェニックマウスを作成し、VLDLレセプターを筋肉組織に多量に発現させたトランスジェニックマウスで中性脂肪の蓄積やインスリン抵抗性が生じているか調べた。
-3237のGLUT4遺伝子は筋肉と脂肪組織に特異的に発現することから、5'領域のプロモーター部分(-3237から+171まで)と、VLDL-レセプターcDNAを結合させたコンストラクトを作成し、トランスジェニックマウスを作成した。4種の異なったトランスジェニックマウスを分析したが、GLUT4-VLDL-レセプターコンストラクトを持つトランスジェニックマウスでは、VLDL-レセプターのmRNAは脂肪組織、及び筋肉組織両方とも発現が認められなかった。VLDL-レセプターmRNAが、GLUT4のプロモーター部分のみでは発現しないことから、筋肉、脂肪組織に必要なシスエレメントがイントロンや3'領域に存在する可能性を示した。現在、イントロン部分を含めたVLDL-レセプタートランスジェニックマウスを作成し、VLDL-レセプターの発現量を測定中である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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