研究課題/領域番号 |
08770373
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
伊藤 義人 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (70244613)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | IP-10 / TNF receptor / IL-2 receptor / M-CSF |
研究概要 |
[I] 血清中のInterferon-γ inducible protein (IP-10)の濃度とsoluble interleukin-2 receptor (sIL-2R) soluble tumor necrosis factor receptor (sTNFRs ; sTNFR-1およびsTNFR-2) macrophage colony stimulating factor (M-CSF)各々の濃度との相関関係は低かった。ただし、IP-10、sTNFR-1、sTNFR-2、M-CSFの血中濃度は、いずれも、interferon (IFN)治療著効例で有為に低下を示した。IFN治療無効例では変化しなかった。 [II] HCV carrierにおけるIP-10、sTNFR-1、sTNFR-2、M-CSFの血中濃度は健常者に比べて増加していた。特に、sTNFR-1、sTNFR-2、M-CSFでは、肝組織所見との相関が強く認められた。 [III] 肝組織の免疫組織学的所見では、M-CSFは門脈域に浸潤した単核球に、IP-10は、門脈域に接した肝細胞に表出されていた。in situ hybridizationでIP-10は、門脈域に接した肝細胞にその発現を認めている。
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