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慢性肝疾患の門脈域濾胞様リンパ球集簇巣内の免疫応答:co-stimulator moleculeを介したリンパ球活性化の解析

研究課題

研究課題/領域番号 08770398
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

都野 晋一  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80281393)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード慢性ウイルス性肝炎 / 門脈域濾胞様リンパ球集簇巣 / CD5B細胞 / CD40 / 自己抗体 / 免疫グロブリン
研究概要

慢性肝疾患に認められる門脈域濾胞様リンパ球集簇巣内の臨床的意義ならびに免疫応答について検討し、以下の新たな知見が得られた。尚、検討には診断時に施行した肝生検により得られた肝組織および経過観察中に採血が必要と思われた際に得た血清の一部を用いたが、その際に採取した検鯛の一部を本検討に用いることを患者に説明し承諾を得た。
1門脈域濾胞様リンパ球集簇巣の臨床的意義の検討
慢性C型肝炎においては他の慢性肝疾患に比較して門脈域濾胞様リンパ球集簇巣が高頻度にみられ、自己抗体産生細胞とされるCD5陽性B細胞が濾胞様構造内に認められることが明らかになった。また、濾胞様構造内にCD5陽性B細胞が認められる症例では、認められない症例に比し自己抗体の出現率が有意に高く、また血清免疫グロブリン値が高い傾向が認められた。
2門脈域濾胞様リンパ球集簇巣内のCD5陽性細胞の補助分子発現の検討
慢性C型肝炎の門脈域濾胞様リンパ球集簇巣内に認められるCD5陽性B細胞のCD40分子発現について検討中であるが、これまでのところCD40分子の発現は認められず、現在、染色方法の再検討を行っている。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 銭谷幹男: "肝炎ウイルス感染におけるLiver Autoreaction" 日本臨床免疫学会誌. 19. 614-617 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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