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PIT1異常症の分子生物学

研究課題

研究課題/領域番号 08770589
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

宮田 市郎  東京慈恵会医科大学, 医学部・小児科, 助手 (10200180)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード複合型内分泌不全下垂体小人症 / PIT1遺伝子 / Sarger法 / ノーザンブロッティング
研究概要

下垂体性小人症は、下垂体ホルモン分泌不全の様式によって成長ホルモン(GH)単独欠損、複合分泌不全、病因によって器質症、非器質症下垂体機能低下症なに分類され、更に非器質症下垂体機能低下症は散発性、遺伝性、特発性に分類されている。その中でも遺伝性の下垂体性小人症には3種類の型のGH単独欠損症(IGHDtype IA,IB,II,III)、及び2種類の型の複合分泌不全症が含まれている。我々は、先天性GH、PRL、TSH複合分泌不全症とPIT1異常との関連について検討を進めている。
今回の目的は、複合型内分泌不全下垂体小人症の原因であるPIT1遺伝子の日本人患者に於ける遺伝子変異を同定することであるが、本年はPIT1遺伝子異常の疑いの3名の日本人患者について解析を加えた。
患者は、GH、PRL欠損を認めるがTSH欠損がない3才、5才、6才の3症例である。エクソン1〜7を増幅し、Sarger法にて塩基配列を決定したが、3名何れの患者においても異常は認められなかった。PIT1cDNAをブローブとしてノーザンブロッティングを行ったところ、RNA量の減少が認められた。現在までのところ、PIT1遺伝子異常は、エクソン内に認められているが、今回の我々の検討により日本人PIT1欠損症に於いては、プロモーター領域の異常が疑われ、現在その領域の遺伝子変異を検討中である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Miyata I.,et al: "Congenital Deficiency of Growth Hormane and Prolactin." Clin.Pediatr.Endocrinol. 4(1). 17-23 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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