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皮膚におけるマスト細胞の分化・増殖機構の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08770619
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

豊田 典明  旭川医科大学, 医学部, 助手 (40227658)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードマスト細胞 / c-kit / stem cell factor / 1α,25(OH)_2D3
研究概要

マウス腹腔培養マスト細胞とマスト細胞のcell lineであるMC/9を用いて、活性型ビタミンD3である1α,25-dihydroxyvitamin D3(calcitol)がマスト細胞増殖とヒスタミン放出に及ぼす影響について検討した。CalcitolはIL-3/IL-4依存性のマスト細胞増殖に影響を及ぼさなかった。しかし、SCF(stem cell factor)に依存したマスト細胞増殖およびコロニー形成を選択的に抑制した。免疫組織染色とイムノブロットによる検討では、calcitolはマスト細胞膜に発現している膜レセプターであるc-kitを蛋白レベル、メッセージレベルで発現を抑制した。
一方、マスト細胞の機能面に与える影響をみると、calcitolはカルシウムイオノフォア A23187で誘発されるヒスタミン放出は抑制したが、IgEレセプター刺激によるヒスタミン放出には影響を及ぼさなかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Noriaki Toyota.: "Inhibitory effect of 1α,25-dihydroxyvitamin D3 on mast cell proliferation and A23187-induced histamin release,also accompdnied by a decreased c-kit receptc" Archives Dermatologlcal Research. 288. 709-715 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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