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強皮症モデルマウスの開発と遺伝子治療の試み

研究課題

研究課題/領域番号 08770642
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

山本 俊幸  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (30242192)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード強皮症 / ブレオマイシン
研究概要

強皮症の動物モデルの報告は少ない。われわれは、肺線維化をひきおこすブレオマイシンをマウスの皮下に繰り返し局注することにより、皮膚の硬化を誘導することをみいだした。本年度、この系を用い検討を加え以下の結論を得た。
#1 Balb/cマウスにおいてブレオマイシン皮下注4週目以降に組織学的な硬化が認められた。この硬化は、局注終了後無処置でも、以後6週目まで残存した。なお、C3Hマウスにおいてはより早期に硬化が誘導された。
#2 真皮肥満細胞数は3週目でピークとなったが、脱顆粒現象が先行してみられ、脱顆粒を示す肥満細胞数は2週目でピークを示した。
#3 mRNAレベルの検討ではTGF-βGA重要な役割をしていることが示唆された。
以上により、本年度の研究成果として、この系は強皮症の動物モデルとして有用であることが確認された。今後は治療薬の検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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