• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

UVA照射による正常ヒト表皮細胞のNO産生の検討

研究課題

研究課題/領域番号 08770698
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関久留米大学

研究代表者

清川 千枝  久留米大学, 医学部, 助手 (00197740)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードNitric Oxide / Nitric Oxide Synthase
研究概要

Nitric Oxide(NO)は、ラジカルな化合物で、NO synthaseにより生成され、現在3種類のアイソフォームが確認されている。特にiNOSは、炎症などで誘発されるが、皮膚における働きについては報告は少ない。我々は、皮膚での炎症にもNOが関与する可能性を考え、検索を行った。まず始めに、ヒト正常表皮におけるNOSの局在の有無について、3種類のポリクローナル抗体を用いてlmmunochemisthistryにて検索した。その結果、正常表皮で最も強く発現していたのはeNOSで、特に表皮上層に強く発現していた。bNOS,iNOSは表皮細胞での発現を認めず、bNOSのみエックリン管、神経細胞での発現を認めた。iNOSは、通常炎症等により誘発されるとの報告が多いため、正常皮膚より採取したkeratinocyteを無血清、低Ca培養液にて培養後、炎症モデルとしてUVB及び低出力レーザーを照射し、Nitrite AssayにてNOを測定した。経時的に24時間測定したところ、8時間後でそれぞれ2〜5μl/mlのNO活性が認められたものの、コントロールとの明らかな有意さはなかった。さらに、UVB照射後にkeratinocyteよりiNOSのm-RNAを抽出し、RT-PCR法により検討した。しかし、同様に明らかなiNOSのPCR産物を検出する事はできなかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi