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フローファントムを用いたパワードプライメージの評価

研究課題

研究課題/領域番号 08770732
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関高知医科大学

研究代表者

藤原 良将  高知医科大学, 医学部, 助手 (50274387)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードフローファントム / カラードプラ / パワードプラ / FFT波型
研究概要

実験)リザ-バとシリコンチューブ、テフロンチューブを使用したフローファントムを作成し、パワーモードにおける基本的な拍動流の評価を行った。駆動ポンプとしてCobe-St喞kert.社製人工循環ポンプを使用し、測定用超音波装置はGE横河メディカル社製LOGIQ700ドプラ診断装置を使用した。疑似血液はATSラボラトリ-社製超音波疑似血液剤707-Gを使用した。測定部位はアクリル版にて作成した水槽中に設定し、水中に固定した探触子にてチューブ内の流れを観察した。動脈硬化によるFFT波型への影響を確認するため、ファントム上でチューブの硬度を変化させFFT波型を観察した。血管の分岐部や、分岐による末梢側の流れの変化を確認するため、血管分岐モデルを作成した。結果)駆動ポンプの適切な設定により、発生した拍動流をドプラ診断装置で観察し、生体に近似したFFT波型を観察する事ができた。パワーモードにおける基本的な流れの描出は通常のカラードプラモードと差を認めなかった。チューブの硬度により、FFT波型の変化が見られた。FFT波型の解析についてはさらに検討を加える予定である。研究者は血管造影時にカテーテルから炭酸ガスマイクロバブルを血管内に注入し、同時に病巣の超音波画像を観察するCO2USangio法を臨床例に施行することで若干の臨床的硬化を発見し報告した。今後はフローファントム上で疑似血液内に超音波像を強調する炭酸ガスマイクロバブルや、その他の造影剤を混入して観察を加える予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 藤原良将: "IVRにおける超音波画像診断の意義" IVR. 11-1. 25-30 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 藤原良将: "フローファントムを用いた血流パターンの評価" 超音波医学. 22-2. 169-179 (1995)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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