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アデノウイルスによる細胞周期抑制遺伝子導入での増殖性腎炎の遺伝子治療の基礎的検討

研究課題

研究課題/領域番号 08770877
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 腎臓内科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

寺田 典生  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (30251531)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードアデノウイルス / 細胞周期 / 増殖性腎炎 / 遺伝子治療
研究概要

申請者らは世界に先駆けて、遺伝子導入効率の良いアデノウイルスを用いてp21、p16等の細胞周期抑制遺伝子をメザンギウム細胞に導入して、メザンギウム細胞の細胞周期の調節のメカニズムをin vitroの系で検討した。またcyclin D1がG1 cyclinの中でメザンギウム細胞の細胞周期調整の上で重要であることを示し、cyclin D1の強制発現によりメザンギウム細胞の細胞周期はG0-G1/S期に移行する事を示した(Terada et al.J.Am.Soc.Nephrol 8:51-60,1997)。次のステップとして、それらのメザンギウム細胞の細胞周期抑制遺伝子を組み込んだアデノウイルスを腎炎モデル動物の腎臓にin vivoで遺伝子導入を試みている。アデノウイルスは正常ラットの腎動脈に投与すると尿細管に主として発現するという報告があるが、腎炎ラットでの検討はなく、LacZ遺伝子を組み入れたアデノウイルスをマーカーにして腎糸球体でアデノウイルスを発現させるための投与法、投与量等を検討している。またp21,p16を組み入れたアデノウイルスを用いてin vivoでもメザンギウム細胞の増殖抑制が起きるかどうかを検討し、腎炎の組織像や尿所見とも検討しながらメザンギウム増殖性糸球体腎炎の遺伝子治療の可能性を検討している。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Yoshio Terada et al.: "Overexpression of Cell cyde inhibitors(p16 and p21)and cychn D1 using Aclenovirus Vectors Regulates Proliteration of Rat Mejangcal cells" Jourual of Amerioan Society of Nephrslogy. 8. 51-60 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshio Terada et al.: "Exprestion of Platelet-Deriued Growth Factor(PDGF)and PDGH Veceptor mRNA in Glomerulus of IpA nephropathy" Jourual of Amerioan Society of Nephrslogy. (in press). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 山田剛久,寺田典生: "Annual Revieu 腎臓.1997.腎細胞における細胞周期" 中外医学社, 5 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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