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ラット大脳皮質におけるアロマターゼmRNAの構造解析

研究課題

研究課題/領域番号 08771313
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関山梨医科大学

研究代表者

毛利 直子  山梨医科大学, 医学部, 助手 (70262673)

研究分担者 平田 修司  山梨医科大学, 医学部, 講師 (00228785)
研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードアロマテ-ゼ / ラット大脳皮質 / アロマターゼmRNA variant / 部位特異的遺伝子発現調節機構
研究概要

本研究では、ラットの脳におけるアロマターゼの部位特異的発現調節機構を明らかにするそのためにラット大脳皮質におけるアロマターゼcDNAの構造解析を行った。この結果、これまでに報告されていない新しいタイプの選択的splicingが存在していること、この結果、wild typeアロマターゼをコードしていないアロマターゼmRNA variantが転写されていること、さらに、このアロマターゼmRNA variantは大脳皮質のみならず、脳内各部位に広汎に存在していることを明らかにした。これらの成績から、このアロマターゼmRNA variantがアロマターゼの部位特異的発現調節機構に重要な役割を果たしている可能性が強いことが明らかになった。このアロマターゼmRNA variantの生理的機能の詳細については今後の研究課題として残されているが、このようなタイプの遺伝子発現の部位特異的発現調節機構の報告は他の遺伝子にはいてはほとんどみられておらず、極めて興味深い成績である。なお、この研究成果については、J.Steroid Biochem.Molec.Biol.誌にすでにacceptされている。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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