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女性性器癌における不死化関連酵素テロメラーゼ活性発現の基礎的・臨床的検討

研究課題

研究課題/領域番号 08771365
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

二河田 雅信  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (50265881)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードテロメラーゼ / 子宮頚癌 / ヒトパピローマウイルス
研究概要

HPV(ヒトパピローマウイルス)陽性症例でのテロメラーゼ活性陽性率の検討
in vivoにおいて、HPVの産生するE7蛋白がテロメラーゼを活性化すると報告されたことから、現在われわれは、in vivoでの検討をおこなっている。すなわち、当院の子宮頚部病変(異形成〜癌)を有する症例において、PCR法を用いてHPV陽性者を検出し、さらに、病変組織でのテロメラーゼ活性を半定量測定することで量的に幹細胞由来のテロメラーゼ活性と新たに発現したと考えられるテロメラーゼを区別し、HPVのどのタイプがテロメラーゼを活性化しやすいのか、また、テロメラーゼの活性が変わると子宮頚部の状態がどう変化していくかを観察している。
本年度は、HPVのうち、子宮頚癌の発生に関連が深いと考えられている、16型.18型・45型・31型をPCR法で検出するためのプライマー作成およびPCR至適条件設定を行い、当院にて組織診をし今後追跡調査可能な患者について、HPVスクリーニングを行った。また同時に採取組織の一部よりテロメラーゼ活性を半定量測定し、データを蓄積しつつある。プロスペティブスタディのため、いまだ新知見は得られていないが、癌化とテロメラーゼ活性化の時期の関係を考察し、かつHPVウイルス各型と癌化の関係を探るうえで不可欠な実験であることから、今後もデータを集積していく所存である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 青木 大輔: "HDRA(Histoculture Drug Response Assay)法によるCisplatinに対する卵巣癌の感受性判定と腫瘍マーカーの推移についての検討" 腫瘍マーカー研究会誌. 12巻(in press). (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 二河田 雅信: "中隔子宮の片側に発生した子宮体癌の一例" 日本産科婦人科学会東京地方部会会誌. 45巻3. 363-366 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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