• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

上気道過敏性におけるニュートラルエンドペプチデ-ス(NEP)

研究課題

研究課題/領域番号 08771438
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関日本医科大学

研究代表者

大久保 公裕  日本医科大学, 医学部, 講師 (10213654)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードニュートラルエンドペプチデ-ス(NEP) / アンギオテンシン変換酵素(ACE) / 鼻粘膜 / 血管透過性亢進 / 鼻粘膜洗浄液
研究概要

内因性ペプチド、内因性酵素の影響を考えずに外因性のBKの鼻内投与を行ない鼻粘膜血管透過性亢進の指標である鼻汁中のアルブミン、腺分泌亢進の指標である鼻汁中のリゾチームを測定した。BKは鼻汁中のアルブミンを増加させたが、その蛋白中の割合としてはリゾチームを増加させなかった。またこの反応は正常人よりアレルギー性鼻炎患者に顕著であった。これによりアレルギー性鼻炎患者ではBKに対する血管透過性が正常人より昂進していることが判明した。さらにACE阻害剤、NEP阻害剤の点鼻による前処置を行ない内因性の酵素を阻害し、BK誘発を行なった。誘発前の鼻汁は酵素の阻害をしたため、NEP、ACE阻害剤処置でもアルブミンが増加していた。リゾチームは増加しなかった。BK誘発後は前処置なしの場合よりもさらに鼻汁中のアルブミン値が増加していた。この傾向はACE阻害剤前処置の方がNEP阻害剤前処置より顕著であった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi