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頭位変換による視運動性眼振,視運動性後眼振の三次元解析

研究課題

研究課題/領域番号 08771443
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

荻野 貞雄  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (70247394)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードOKN / OKAN
研究概要

正常成人20名を対象とし、垂直方向に視運動性ステップ刺激60deg/Sを60秒与えた後、視運動性眼振(OKN)の利得、完全暗所にして視運動性後眼振(OKAN)の初期速度(IV)、時定数(TCs)を検討した結果、それぞれ上向き優位の上下差があり、さらに耳石器に加わる重力の関与についても検討を加える為に、被験者の姿勢を正面座位、側臥位、懸垂頭位と変化させたときもこの上下差はあるものの、上下差の比は、統計学的に減ることがわかった。そこで、重力方向の変化が耳石器に浸透させるに充分な時間をとるために、体位変換後に2時間経た後にOKNの利得、OKANのIV、TCsがどのように変化するかを検討した。長時間の重力方向変化は、OKANのIV、TCの上下差には影響を及ぼさないことがわかった。現在までに眼球運動記録を垂直、水平の二次元でとらえて計測、臨床統計解析できるレベルまで可能となり、以上のような結果が得られた。しかしながら、回旋成分については有意な結果は得られなかった。重力1Gのかかっている地球上で頭位変換のOKANに及ほす影響は、さらなる長い時間経過が必要であることが推察された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 荻野貞雄: "頭位変化による視運動性後眼振の変化について" Equilibrium Res.Vol.55.No.2. 209 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 荻野貞雄: "頭位変化と視運動性眼振について" Equilibrium Res.Vol.55.No.6. 564 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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