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ロドプシンの転写調節機構

研究課題

研究課題/領域番号 08771466
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関東京大学

研究代表者

森 樹郎  東京大学, 医学部・附属病院(分), 講師 (00240721)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードロドプシン / MAPキナーゼ / NRL / 転写
研究概要

「光刺激または日内リズムによるMAPキナーゼのリン酸化とNRLの発現調節」
MAPキナーゼのリン酸化を組織切片にて抗体を用いて免疫組織化学に評価することは困難であったため、ラット網膜組織のウェスタンブロットを行い、ゲルシフトからリン酸化を評価した。光刺激あるいは明暗サイクルの明期は網膜におけるMAPキナーゼをリン酸化する傾向にあった。有意差を示すため、更に実験個体数を増やしている。また、今後MAPキナーゼのリン酸化を放射ラベルされたリンの取り込みによる評価でも検討する。In situ hybridizationによりNRL mRNAは網膜組織に広く分布するが、発現量は光刺激、明暗サイクルでは有意に変動しなかった。この実験も更に個体数を増やしている。
「NRLによるロドプシンの転写制御とMAPキナーゼの関与」
トリ網膜初代培養ではNRLの導入によりロドプシンの発現が増加した。この増加がさらにMAPキナーゼの活性化によって増強するか否か現在検討中である。ロドプシンプロモーターのレポーター遺伝子アッセイについてはRehemtullaらが最近NRLに対する統合領域を同定したので、本研究では、MAPキナーゼの活性化がFOS,JUNといった同族転写因子に対するのと同様にNRLを誘導し、これがロドプシンの転写を促進するかどうかに的を絞って解析を進めている。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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