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硝子体中に存在する細胞増殖阻止因子のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 08771475
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関信州大学

研究代表者

片井 直達  信州大学, 医学部・附属病院, 助手 (10260572)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード増殖硝子体網膜症 / 増殖因子 / 増殖阻止因子 / 硝子体
研究概要

ブタ眼硝子体には増殖因子または増殖阻止因子が存在するかを明らかにするため以下の予備実験を行った。ブタ眼硝子体を18G needle付き注射筒によりホモジナイズした後、フィルター濾過により分子量3kD以下、10kD以下、30kD以下と50kD以下に分画した。10%FBS添加MEM培地下で32well培養皿に培養した豚眼網膜色素上皮細胞(RPE)にこの分画をそれぞれ100μl加え、3日間培養後MMT assayによりRPEの増殖効率を測定した。3kD以下の分画にRPEの増殖阻止活性のあることが判明した。また、30kD-10kD、50kD-30kDの分画にはRPEの増殖活性があることが判明した。ブタ眼硝子体にはRPEに対する増殖因子と増殖阻止因子の両者が混在することが明らかになった。上記予備実験に基づきHPLCにより50kD-30kDの分画をさらに細かく分画して上記同様のassayを行ったところ、35kD付近に最高の増殖活性があることを突き止めた。3kD以下の分画を更にHPLCにより分画しこちらも上記同様のassayを行ったが、現在までに増殖阻止因子の分離はできていない。35kD付近の増殖因子に関しては、既知の増殖因子と比較検討し、抗体での吸収実験を進める予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Naomichi Katai: "CHARGE association with congenital glaucoma due to maldevelopment of the antorior chamber angle" Acta Ophthalmologica. (in press).

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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