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温度感受性ポリマーを用いた成熟網膜神経節細胞の選択的培養法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 08771485
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関岡山大学

研究代表者

伊藤 昔子  岡山大学, 医療技術短期大学部, 助手 (90274018)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード網膜神経節細胞 / Thy-1.1 / コンドロイチン硫酸プロテオグリカン
研究概要

"成熟哺乳動物の網膜神経節細胞の選択的培養法の確立"というテーマに基づき検討を行った。
1,温度感受性ポリマーと抗体(Thy-1.1)を用いた培養法の確立。
一次抗体(Thy-1.1)と二次抗体を結合した磁気ビーズに、酵素消化した網膜の細胞浮遊液を反応させ、ビーズに神経節細胞を結合させた。他の細胞を除去した後、磁気ビーズより神経節細胞を切り離し、培養を行った。培養された細胞は蛍光抗体染色により目的の細胞であることを確認した。抗体を結合した磁気ビーズを使用することにより成熟網膜神経節細胞を選択的に分離することが出来た。酵素消化後の細胞浮遊液中には神経節細胞は十分確認されたが、ビーズより切り離し培養された培養皿中の神経節細胞の数は僅かであった。今後、細胞の回収率を上げる為、ビーズより切り離す条件を検討する必要がある。当初、温度感受性ポリマーを用いて神経節細胞を分離する予定であったが、この実験手技では温度感受性ポリマー本来の特性が十分に生かされないため、磁気ビーズを用いた。
2,脳可溶性コンドロイチン硫酸プロテオグリカン(CSPG)のフォスファカンコア蛋白の大腸菌を用いた融合蛋白の発現と精製。
大腸菌により目的とする融合蛋白の十分な発現が確認された。しかし、精製の段階で融合蛋白は可溶化せず精製できていない。今後、融合蛋白を可溶化する方法または、他の方法にて融合蛋白を発現させることを検討する必要がある。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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