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HTLV-1ぶどう膜炎患者末梢血におけるサイトカイン遺伝子発現の解析

研究課題

研究課題/領域番号 08771545
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関久留米大学

研究代表者

三好 和  久留米大学, 医学部, 助手 (70268928)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードHTLV-1ぶどう膜炎 / サイトカイン / RT-PCR / ELISA
研究概要

HTLV-1感染で発症する「HTLV-1ぶどう膜炎(HU)」は、慢性再発性のぶどう膜炎である。HUの病態については、T細胞を主体としたリンパ球浸潤が認められ、浸潤細胞中に常にHTLV-1感染細胞が存在すること.ウイルス遺伝子及び選択的なIL-6mRNAの発現が認められることが特徴であることを明らかにしてきた.又、新鮮浸出細胞を用いたものおよび浸出細胞由来のTcell cloneを用いた結果から、眼内浸出Tリンパ球においては、IL-6およびTNF-αの発現が特徴であることを明らかにしてきた.
対象としてHU患者、無症候性キャリアー、他のぶどう膜炎患者の末梢血から単核球を分離し、Tcellを分画したRNAを抽出した.抽出したtotal RNA lugを用いてcDNAを作製し、RT-PCRで解析した。対象とした、サイトカインmRNAはIL-1α、IL-2、IL-4、IL-6、TNFα、IFNgとした.そのPCR産物はpolyacrylamide gelで電気泳動しelectro-blotによってmembraneへ転写し、サイトカインのprobeを用いてhybridize(シグナルの強度をバイオイメージアナライザーで測定した.これらをもとにサイトカイン遺伝子の発現レベルをβ-actinのそれとの相対比として定量的に解析した.
発現レベルに特異性の認められたサイトカインに関して、ELISA法によって血中のタンパクレベルの測定を行ったIL-6、TNFα、IFNg等のRT-PCRのデータとELISA法によるデータとをつき合わせて解析、検討中である.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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