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破骨細胞分化におけるmicrophthalmia (mi)転写因子の役割

研究課題

研究課題/領域番号 08771604
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

川口 奈奈子  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (10200700)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード破骨細胞 / 分化 / micro phtalmia / mi
研究概要

mi/mi変異マウスにおいて破骨細胞分化異常がみられることから,Mi(microphthalmia)転写因子が破骨細胞分化に関わることが考えられている.Mi転写因子の破骨細胞分化における役割を明らかにするため,まず,初代培養骨芽細胞と初代培養骨髄細胞におけるMiの遺伝子発現を検討した.その結果,培養骨髄細胞には,3倍の発現レベルが観察された.この培養骨芽細胞におけるMiの遺伝子発現は骨芽細胞のconditioned mediumおよびM-CSFによってレベルの上昇がみられたが,ビタミンDによる調節はみられなかったため,成熟破骨細胞に発現していると考えるより,むしろ破骨細胞のプロジェニタ-に発現していると考えられた.培養骨髄細胞において,どのようなpopulatioにMiが発現しているか調べるため,in situ hybrizationおよびMiのc末端15個の合成ペプチドに対する抗体を作製して,immuno cytochemistryを行なった.発現が認められたpopulationが破骨細胞のプロジェニタ-が否か今後検討が必要である.
また,mi/mi変異マウスにおいて,Miのbasic領域にアルギニン欠損がみられることから,標的遺伝子に結合できない可能性が示唆されている.このため,trucateのMiタンパクと結合するタンパクを培養骨髄細胞のcDNAライブラリーから2-ハイブリッゴスクリーニング法で検索を試みる.現在培養骨髄細胞のcDNAライブラリーを作製中である.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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