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顎下腺の老化に及ぼすエストロゲンの影響

研究課題

研究課題/領域番号 08771627
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

古江 美保  神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (80257310)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード顎下腺 / 唾液腺 / FGF / HGF / TGF-β / EGF / エストロゲン・レセプター / 分化
研究概要

1,ラット顎下腺由来上皮RSMG細胞の樹立 低カルシウム無血清培地を用い、形態、増殖性の安定したWistarラット顎下腺由来上皮RSMG細胞を樹立することができた。
2,RSMG細胞の各種増殖因子の要求性 RSMG細胞の細胞増殖はEpidermal growth factor(EGF)、FGF-1、-7、Hepatocyte growth factor(HGF)により促進され、牛胎児血清ならびにTransforming growth factor-βにより抑制されることを明らかにできた。
3,RSMG細胞の分化能の解析 RSMG細胞は、無血清下にHGFならびにFGF-1を添加して三次元コラーゲンゲル培養を行うと、樹脂状にbranchを延ばして導管様構造をとることを明らかにすることができた。
4,RSMG細胞のエストロゲンレセプター(ER)の発現調節 RSMG細胞をTGF-β、EGFにて処理後RNAを抽出し、ERに対するプライマーを用いてRT-PCRを行った。その結果、RSMG細胞にERのmRNAの発現が認められた。顎下腺において、ERがなんらかの機能に関与している可能性が示唆された。
上記1〜4の事項に関して、平成8年歯科基礎医学会総会にて発表を行った。
5,今後の研究の計画 (1)in situ hybridization法を用いて、三次元コラーゲンゲル培養して導管様構造をとったRSMG細胞にTGF-β、EGF処理を行った後、ERの発現部位を同定する。(2)RSMG 細胞において、ERにより調節を受けていると予想される分泌蛋白の発現を検討する。(3)上記1〜4の事項に関してをまとめ、論文発表の予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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