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顎関節下関節腔での関節鏡視下所見とMRI所見・臨床所見との比較検討

研究課題

研究課題/領域番号 08771666
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 病態科学系歯学(含放射線系歯学)
研究機関愛知学院大学

研究代表者

湯浅 秀道  愛知学院大学, 歯学部・歯科放射線学講座, 助手 (10281461)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード関節鏡 / 細径関節鏡 / 顎関節 / 下関節腔 / arthroscope / ultrathin scope / tower space / temporomondil lar joint
研究概要

近年、顎関節における下顎頭の骨変化と下関節腔内病変の関係が注目されている.そのため、下関節腔鏡視所見の診査が行われるようになった.
しかしこれまでの顎関節鏡では、上関節腔と違い、下関節腔における鏡視検査は困難である.そこで当科では細径関節鏡を開発し、下関節腔検査を行っている.
今回、当施設での下関節腔における顎関節鏡視検査の概要を報告するとともに、代表症例につきMR画像、上下顎関節腔二重造影断層撮影所見と比較検討を行った.
【対象】MR撮影後、各種保存的治療に奏功しなかった非復位性円板転位症例のうち、上下顎関節腔二重造影断層撮影にて癒着・骨変化などが診断され、さらに詳細な検査を要する症例.全例十分な説明の上、同意を文書にて得ている.
【手技】X線透視下において下関節腔穿刺と造影剤注入を行い、下関節腔を確認するとともにパンピングした.画素数15000・直径1.06mm(外套管外径1.48mm)の細径ファイバースコープ内視鏡を穿刺した.十分なアウトフローを確認しながら鏡視した.
【結論】今回開発した関節鏡は、画素数15000と鮮明な画質を有すること、外径1.06mmと細径であるため、優れた操作性をもち、狭小な下関節腔にも有用であることが特徴として上げられた.
本細径関節鏡を臨床応用したところ、高画質の下関節腔所見が得られ、今後本関節鏡が下関節腔の病態の解明に役立つことが示唆された.さらに、MR画像等では不明であった詳細な病態が観察できた.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 湯浅秀道: "透視下にて高画質細径顎関節鏡を用いた下関節腔鏡視法" 日本顎関節学会雑誌. 8(3). 507-514 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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