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GTR法を応用した歯の移植-バリアー膜下で骨欠損部に歯根膜移植した後の組織再生-

研究課題

研究課題/領域番号 08771669
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関北海道大学

研究代表者

西岡 敏明  北海道大学, 歯学部, 助手 (20228159)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード歯牙移植 / GTR法
研究概要

1、材料及び方法
(1)、実験動物及び被験部位:成ネコ20匹及びカニクイザル1匹の下顎臼歯。
(2)、方法:被験歯の遠心根頬側歯槽骨部に縦5mm、幅3mmの裂開状骨欠損を作成。被験歯の遠心根を分割抜去し、左右被験歯間で交換移植。実験側は、骨欠損部の骨縁上に露出した移植歯の歯根膜がバリアー膜の下になり、骨欠損部を2mm越えて覆うようにバリアー膜を固着。反対側は対照としてバリアー膜はつけない。両側とも歯肉粘膜弁を戻し縫合し、移植歯は隣接歯と固定。
2、結果
(1)、ネコにおける結果:初期の創傷治癒が悪く、歯肉弁が壊死するものが多く見られ、その傾向は実験側で顕著であった。それらの中には膜の脱落、移植歯の脱落が見られたものもあった。歯肉弁が生着したものにおいては、術後3か月の組織標本において、上皮の根尖側への侵入はほとんど見られず、骨の再生はすくなかったものの、実験側で大きい傾向が見られた。
(2)、カニクイザルにおける結果:初期の創傷治癒は比較的良好であり、実験側においては歯肉退縮が多少見られたが、術後3か月の組織標本において上皮の 根尖側への侵入はほとんど見られなかった。骨の再生はわずかげあり、実験側と対照側で差は見られなかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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