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根分岐部骨部欠損に対するBMPの影響

研究課題

研究課題/領域番号 08771681
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

澤田 則宏  東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (70272606)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード骨床低穿孔 / BMP / TGF-β1 / 骨形成
研究概要

本研究はの目的は,髄床低の穿孔などにより生じた骨欠損部位に,TGF-βスーパーファミリーの中でも骨誘導能に優れているBMPおよび骨形成に関与すると言われているTGF-β1を投与することで,骨を効率良く形成することである.
実験方法
生後8周齢のラット第一臼歯にラバーダム防湿を施し,歯冠部より無菌的に骨欠損を作製した.実験群にはBMPおよびTGF-β1を投与し,対照群にはキャリアーのみを投与した後,厳密に仮封を行った.一定器官飼育後屠殺し,取り出した顎骨を通法に従い固定脱灰後,パラフィン切片を作製し,組織学的に検討した.
結果および考察
キャリアーにコラーゲンを使用し,1ヵ月間飼育した実験群では,根分岐部骨欠損に骨の再生が認められた.しかし,対照群でも同様な骨の再生が認められ,組織学的に有意な差を認めなかった.現段階では,飼育期間を短くすることにより,BMPなどの骨誘導能が有意に発現している期間を検討中である.また,BMPの局所濃度を有効に維持することができるようなコラーゲン以外のキャリアーを実験に用いることも検討中である.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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