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技工用光照射器の光強度が前装用レジンの機械的性質におよぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 08771805
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

田上 直美  長崎大学, 歯学部附属病院, 助手 (70231660)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード前装用レジン / 技工用光照射器 / 硬化深さ
研究概要

本研究においては,より大きなエネルギーを持つ試作技工用光照射器の性能評価も含め,技工用光照射器のレジンの種類が光重合型前装用レジンの硬化深さに及ぼす影響について比較検討を行った.
試作した技工用光照射器Hyper LII(以下LIIと略,東邦歯科産業)および他の6種類の市販技工用光照射器を用いて,前装用レジンDentacolor(DE,Kulzer)に20,30,60,90秒間の光照射を行い,その硬化深さを比較した.硬化深さはISO4049に準じて測定した.
その結果,全ての照射器において光照射時間の延長と共に硬化深さは増大し,また,全ての照射時間においてLIIによる硬化深さが有意に大きかった.紫外線のみを照射する照射器では,照射時間の延長に伴う硬化深さの増大量が可視光線照射器に比べ小さかった.
以上より,光重合型前装用レジンの硬化深さは技工用光照射器の種類に影響を受けることが明らかとなった.試作照射器を用いて重合した試料は,他の照射器を用いて重合した試料に比して明らかに優れた性質を示し,照射器の重合能力が高いことが示唆された.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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