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義歯口蓋形態が発音に与える影響に関する研究-画像入力装置の規格化-

研究課題

研究課題/領域番号 08771830
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

黒川 孝一  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (60215085)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード発音 / HIP平面 / 義歯口蓋形態
研究概要

本年度は義歯の口蓋形態と発音の関係を検討すべく、パラトグラム法による義歯床口蓋面の画像情報を分析する情報入力システムを構築するため、その入力システムの構築および義歯床付着規格装置の製作、較正を主体に研究を行った。
今回製作した義歯床付着規格装置は、HIP平面を構成する切歯乳頭および左右ハミュラーノッチの3点に相応する義歯床粘膜面に固定点を求める3点の平行な支持ピポッドから構成される。特に切歯乳頭に相応する義歯床粘膜面の点は、義歯床を構成する前歯部頬側面のアンダーカットにより、HIP平面に投影する際には、従来の垂直なピポッドは使用できない。そのため、形態を考慮した前方に傾斜したピポッドを設計し、また形態に応じた角度の異なる2種のピポッドを製作した。
ピポッドの高径は付着装置基底面から40mm離し、画像入力時の影響を考慮した形態である。
画像入力装置はNTSC出力のアナログビデオカメラを640x480ピクセルの分解能をもつ入力ボードに接続し、デジタル化したデータを検討するシステムである。
アナログビデオカメラの光学系およびCCDなどの収差を考慮するため、方眼上のシートを画像入力し、カメラの角度および焦点間距離を調整し、画像入力時の投影面積の均一性等について検討を行った。
立体物の面積を分析の項目にするため、単純な曲面をもつ立体物の深度と面積の補正値の関係について、検討を行った。
今後、既知の3次元データをもつ金型を製作し、画像入力と立体物との代表値をもつ補正データの作製を行う所存ある。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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