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顎口蓋裂顎裂部への自家骨移植に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08771894
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

高須賀 文子  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (10231474)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード唇顎口蓋裂 / 顎裂 / 自家骨移植 / 人工真皮
研究概要

唇顎口蓋裂患者の顎裂部骨欠損に対して、自家腸骨海綿骨移植術を施行することにより、臨床的に良好な成績を収めている報告は多数見られるが、骨形成についての実験的報告は少ないことから、今回我々は家兎への人工的顎裂部を形成した後、その部位への自家腸骨海綿骨移植を施行し骨形成に関する実験的検討を試みた。加えて臨床上、顎裂部の形態上の問題から考えても移植骨を被覆する口腔粘膜が不十分である場合が多い。この問題点に対し、新しい発想として移植骨上面に最近開発された新生体材料である人工真皮テルダーミス(テルモ社製)を併用したものとの比較検討を計画した。
実験:家兎 成熟雄性 体重約3kgを使用した。実験群は人工的顎裂群、自家腸骨海綿骨移植群、テルダーミス骨移植群の3群の上顎骨に、直径約1cmの人工的顎裂部を形成。1)腸骨海綿骨の採取。2)顎裂部への自家腸骨海綿骨移植を施行。骨形成に関する実験検討1)咬合X線写真撮影およびCT撮影顎裂形成時から1か月ごとに撮影を行い、骨架橋構造の状態を経時的に観察する。2)病理組織学的観察:病理切片に観察、特にテルダーミス使用群における粘膜形成、骨架橋構造の形成速度について観察の予定。以上の実験計画に従いラットに於ける予備実験の後、現在人工的顎裂家兎を作製中である。今後、腸骨より海綿骨を採取し同時移植を施行した後、成績を検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 高須賀 文子,他: "顎裂への自家腸骨海綿骨細片移植を施行した唇顎口蓋裂症例" 日大歯学. 70・2. 286- (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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