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小児の顎顔面形態の発育と咀嚼機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08771989
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

菊池 元宏  日本大学, 歯学部, 助手 (40277455)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード小児 / 顎顔面 / 咀嚼 / 6自由度
研究概要

咬合発育段階による顆路の変化を検討するため、IIC期13名(男児6名、女児7名)、IIIA期13名(男児5名、女児8名)、成人19名(男子10名、女子9名)を被験者として上下顎運動6自由度測定装置を用いて下顎前方滑走運動時の下顎運動6自由度測定を行い、矢状顆路を描記し、矢状顆路角、前半・後半矢状顆路角、上下的・前後的運動量ならびに矢状顆路パターンの各項目について、男女間、咬合発育段階と成人との比較検討を行った結果、以下の結論を得た。
1.性差については、IIC期およびIIIA期は、すべての項目について有意な差はみられなかった。成人において前後的運動量のみ、男子は女子に比べ有意に大きい値を示した。
2.矢状顆路角については、IIC期よりIIIA期が、IIIA期より成人が有意に大きな値を示した。
3.運動量については、上下的・前後的ともにIIC期よりIIIA期が、IIIA期より成人が有意に大きな値を示した。
4.前半矢状顆路角では、IIC期およびIIIA期は成人に比べ有意に大きい値を示したが、IIC期とIIIA期間では有意な差は認められなかった。
5.後半矢状顆路角では、IIC期よりIIIA期が有意に大きい値を示したが、IIC期と成人間およびIIIA期と成人間では有意な差は認めなかった。
6.矢状顆路パターンは、IIC期では直線様を示し、IIIA期では上に凸型が大半を占め、成人では下に凸型が多かった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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