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総義歯装着患者における食生活,咀嚼能力と義歯の満足度の自己評価との関連に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08771991
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関日本歯科大学

研究代表者

村松 慶一  日本歯科大学, 歯学部, 助手 (00230011)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード義歯 / 食品 / 満足度 / 咬合圧 / 咬合接触面積 / 咬合バランス / 唾液分泌速度
研究概要

1.摂取可能食品アンケートでは多くの症例において摂食可能食品のクライテリアはLevel2〜3であった。また,義歯新製患者では,新義歯作成後でも,大幅な摂食可能食品のアップをした症例は少なかった。
2.患者の義歯満足度では,装着感,適合,咀嚼に関する答えにばらつきが見られた。
また総合評価を見ると,新製を希望していない患者では,おおむね高得点が得られた。
3.採取したデンタルプレスケールシートを富士フィルム社製オクルーザーにより画像解析し,咬合圧,咬合接触面積,咬合バランスを検討した。その結果試験紙の感度・採取資料による測定値のばらつき等が見られた。今後検討・解析を重ねていく予定である。
4.同時に新義歯を作成した患者では義歯新製前と新製後のパラフィン咀嚼刺激唾液分泌速度の計測も行った。その結果,義歯の不適を訴え新製した患者に関しては,唾液分泌速度の上昇傾向が見られた。
5.今後は,咬合圧,咬合接触面積,咬合バランス資料採取の際の方法・試験紙の選択の検討が必要である。また,Eichnerの分類によるA,B,C各グループ間による義歯満足度,摂食可能食品唾液分泌速度の比較等への発展が考えられる。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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