• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

競技スポーツ選手のコンディション評価と健康管理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780050
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東京大学

研究代表者

和久 貴洋  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (40242028)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードコンディション / 尿中カテコラミン排泄量 / 剣道
研究概要

本研究は,競技スポーツ選手のコンディションの指標としての夜間尿中カテコラミン排泄量の有用性を検討することを目的とした.
普段の練手に比べて,高強度の練習を長期間にわたり行う剣道の寒稽古を取り上げ,寒稽古中の夜間尿中カテコラミン排泄量と持久的フィットネスの変動を検討した.その結果,寒稽古後に夜間尿中カテコラミン排泄量は減少することが示された.しかし,寒稽古中の夜間尿中カテコラミン排泄量は個人差が大きく,その変動は有意なものではなかった.このことは,寒稽古において選手が受ける身体的・精神的ストレスの個人差を反映していることを示唆していると考えられた.一方,寒稽古後に持久的フィットネスは低下した.寒稽古におけるトレーニング強度が強すぎた結果,かえって持久的フィットネスが低下した可能性が考えられた.
夜間尿中カテコラミン排泄量の変動と持久的フィットネスの変動の間には有意な相関が認められた.また,夜間尿中カテコラミン排泄量と自覚的コンディションにも有意な相関が認められた.夜間尿中カテコラミン排泄量は,トレーニング負荷に伴うコンディションの変動を反映する指標として有用であることが示された.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 和久貴洋: "スポーツのためのセルフケア-からだの手入れとコンディショニング" 文光堂, 156 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 和久貴洋: "トレーニング科学ハンドブック" トレーニング科学研究会 編(朝倉書店), 546 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi