研究課題/領域番号 |
08780081
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高橋 裕美 広島大学, 総合科学部, 助手 (60206844)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 低圧低酸素 / 外側広筋 / 急性運動 / 酸素化状態 / 近赤外分光法 |
研究概要 |
運動時の骨格筋酸素化動態に及ぼす急性低圧低酸素の影響を検討することを目的に、10人の健常男性を対象に、近赤外分光計(バイオメディカルサイエンス社製)を用いて以下の実験を行った。事前に測定したpeakVO2より算出した2種類の相対強度(40%と70%)の6分間の自転車運動を6分間の休息をはさんで、連続的に行った。同様のプロトコルを正常環境と低酸素環境(526mmHg)において、1時間の休息をはさんで行った。テスト中は、換気ガスパラメータ、心拍数、動脈血酸素飽和度(SaO2:パルスオキシメータ)、組織酸素飽和度(StO2)を連続的に測定した。データは、各運動の3分目から6分目までの平均値として算出した。低酸素は、StO2に比例し、SaO2に対して、より顕著な低下をもたらした。また、両条件での酸素摂取量に差異はなかった。 本研究で用いた近赤外分光計より示されるStO2値は、コオキシ-タによって測定されたSvO2値と高い相関関係を示すことが確認されていることから、低酸素環境での運動時には、低減したSaO2を作業筋への血流量増大によって補償し、筋での酸素化状態の低下を抑制していることが推察された。
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