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運動習慣の有無がストレスタンパク質の形質発現誘導に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 08780093
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

石指 宏通  奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50260807)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード自発的運動 / トレーニング / ラット / HPS
研究概要

外部刺激による細胞内の環境変化に対して応答するストレスタンパク質[HSP(熱ショックタンパク質)]に着目し、今回は運動習慣の有無が運動負荷時の生体にかかるストレスに及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。すなわち、シドマン型回避学習により自発的にランニング運動することを訓練されたラットを1日2時間のランニングトレーニングを4週間(4WT-G)、8週間(8WT-G)負荷する群およびトレーニングを実施しない群の3群に分類した。トレーニング終了後、3群に各々2時間のランニング運動を行わせ、運動習慣の有無およびトレーニング期間の違いがストレスタンパク質の発現誘導に及ぼす影響について検討した。
得られた結果の要約は以下の通りである。
1)2時間のランニング運動での総走行距離はトレーニング群(4WT-G, 8WT-G)で、わずかに長い傾向がみられたものの有意な差はみられず、各群において同程度の運動量であったと考えられた。
2)本研究において摘出した臓器は心臓、肝臓、副腎、筋肉であり、そのうち肝臓と副腎においてストレスタンパク質の発現誘導がみられた。
3)今回発現のみられた臓器のうち、副腎において個体差が少なく、すべてのラットにストレスタンパク質の発現誘導がみられた。
4)今回の実験条件ではトレーニングによるストレスタンパク質の発現誘導には差は認められなかった。今後、さらに検討していく必要がある。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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